なるべく歯を抜かない矯正歯科治療

相談のおすすめ

当院院長はあえて矯正歯科専門医を取得していません。しかしながら矯正専門医による治療のやり直しや、顎関節症・咬合の問題・歯並びの問題を抱えた人の治療をたくさん手がけてきました。 抜歯矯正予定、一般的矯正治療の前での相談を受けています。抜歯矯正をして、後悔している人が少なからずおられることは、院長のブログ「歯科難民」や、歯チャンネル歯科相談でたくさん回答していることからも伺い知れると思います。 気楽に相談に来られることをおすすめします。希望されれば別ですが、決して当院での治療は勧めません。

松山歯科医院の診療コンセプト

従来、日本で行われてきた矯正歯科治療は、多くは「第1小臼歯」という奥歯を4本抜いていました。しかし、この方法では前歯はきれいに並んでいても奥歯がしっかり噛めないといった問題も起こっていたのです。そうした問題を解消するために必要なのが、「なるべく歯を抜かずに治療すること」です。

歯を抜くデメリット

矯正歯科治療では、歯を抜かないと治療ができないという考え方が定着しています。確かに抜歯をすれば歯並びの矯正は比較的簡単に行えますが、下記のような問題を引き起こす可能性があるのです。

  • 1 .残りの奥歯がうまく咬み合わない(特に5番目同士)
  • 2 .歯の数が減るため、奥歯に負担がかかる
  • 3. 抜いたスペースに奥歯が移動し、咬み合わせが悪くなることが多い
  • 4 .前歯を後退し過ぎることになりやすく、口元に張りがない顔つきになりやすい
  • 5 .前歯が後退することにより、下顎運動の適切な誘導路を失う
  • 6. 前方の凸凹が解消できても、大臼歯部に不正咬合が残ることがある
  • 7. 臼歯の前方移動により、奥歯の咬み合わせが低くなり、顎関節症を起こしやすい
  • 8.歯並びがこじんまりと小さくなり、舌の居場所が小さくなり機能が悪くなる

武蔵野市の歯科医院「松山歯科医院」では、できるだけ歯を抜かない矯正歯科治療を心がけています。歯の健康は、そのまま体の健康につながります。歯を抜くしか治療法がない場合は仕方ありませんが、まずは健康な歯を抜くことなく行える治療法を探していくことが大切なのです。

抜かない矯正の治療例(歯型)

実際に歯を抜かず矯正を行った治療例を歯型を使ってご紹介します。
(治療の際、このような歯型をとり治療計画を立て、正確な治療を行っていきます)

こちらの患者さんは歯並びが悪く、奥歯でもしっかり噛めていません。
他の歯医者さんでは、この場合歯を抜いて、歯を揃えるスペースを作ろうと考えてしまいます。

当院では、歯を抜いて歯を揃えるスペースを確保するのではなく、
顎(アゴ)を広げて歯を揃えるスペースを確保します。
左の歯型に比べ、右の歯型のスペースが広くなっていることがわかりますね。

結果として、顎を広げることが出来たので歯も抜かずにキレイな歯並びになりました。
奥歯もしっかり噛めています。